ここから本文です。
更新日:2024年9月30日
日本各地の河川水や井戸水から発がん性が疑われる有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)が検出された問題で、播磨町では地下水の安全確認のため、自主的に水質検査を実施しました。
検査結果は下の表のとおり、国の目標値を下回っておりますのでご安心ください。
調査対象物質:ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)
表1:水質検査結果(PFOS及びPFOAの合計値)単位(ng/L)
採水場所 | 採水日 | 測定結果 | 目標値(暫定) |
第3浄水場吸水井(浄水) | 令和6年2月13日 | 5未満 | 50 |
第3浄水場着水井(原水) | 令和5年2月6日 |
5未満 |
50 |
9号取水井(原水) | 令和6年8月20日 | 5未満 | 50 |
10号取水井(原水) | 令和6年8月20日 | 6 | 50 |
31号取水井(原水) | 令和6年8月20日 | 5未満 | 50 |
32号取水井(原水) |
令和6年8月20日 | 5未満 | 50 |
33号取水井(原水) | 令和6年8月20日 | 5未満 | 50 |
第3浄水場吸水井(浄水) | 令和6年9月17日 | 5未満 | 50 |
有機フッ素化合物とは、自然界で分解しにくく水などに蓄積することがわかったほか、人への毒性も指摘されており、国際条約で廃絶や使用制限しています。「PFOS」と「PFOA」は水や油をはじき、熱に対し安定的な特性があることから、消火剤やフライパンのコーティング剤などに使われてきました。国内でも2021年までに法令で製造と輸入を原則禁止しています。21年度に実施した河川や地下水の調査では、31都道府県のうち13都道府県81地点で暫定的な目標値を上回る高い濃度が検出されました。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください