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更新日:2022年10月1日
クロスコネクションとは、水道管とその他の目的の管(井戸水、工業用水、冷却水など)が直接連結されていることをいいます。
また、水道管内の圧力低下及び断水時の一時的な負圧が生じた場合に、蛇口以下でも浄水器、湯沸器の逆止弁が故障していたり、ホースの先がバケツなどに入っていたりするとサイフォンの原理により水道管へ溜まり水が逆流する恐れがあります。これらも、広義的な意味ではクロスコネクションといえます。
水道の給水管と、井戸水など水道以外の管が直結(同一管で接続)されていると、バルブの故障や操作不良、閉め忘れ等により井戸水などが水道本管に逆流することがあります。この逆流した水が汚染されていた場合、飲用に適さない危険な水を飲んでしまうばかりでなく、水質汚染により伝染病などを広範囲に引き起こしてしまうことになります。止水栓や逆止水の有無にかかわらず、接続自体は、水道法により固く「禁止」されています。
参考根拠
消火栓の使用や配水管の排水洗浄などにより、水道水の圧力低下が起きたとき、他の管との仕切弁が不完全だと起こることがあります。
高い建物や高地区において低い方で大量に水を使用した場合に起こることがあります。
なお、蛇口に取り付けたゴムホースなどが洗面器・風呂の水・水洗トイレの水槽などに浸かっていると、サイフォン現象により給水栓内に吸引され汚染の原因となる場合があります。
上記以外には給水装置の温水・冷却装置や冷凍装置などの工業用・営業用の設備が水道管と連結されている場合で、逆止弁が完全でなかったり、仕切弁操作を誤ると逆流が起こる、などがあげられます。
最寄りの播磨町指定給水装置工事事業者に連絡し、速やかに水道の給水管から井戸水などの管を切り離してください(費用は個人負担)。
そのまま放置しておくと、井戸水などが水道本管に逆流し、水質汚染のおそれがあります。また、反対に大量の水道水が「井戸」などに流れ込み、後日高額の水道料金をお支払いいただくことになる場合もあります。この場合の水道料金の免除または減額措置は一切ありません。
クロスコネクションが早急に改善されない場合は、管を切り離したことが確認できるまでの間、水道法に基づき給水を停止することになります。安心・安全な水道水を確保するために一人ひとりがルールを守って使用しましょう。
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