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更新日:2022年4月24日

町指定文化財:大中遺跡・山之上遺跡採集品

大中遺跡・山之上遺跡採集品

町指定:考古資料

指定名称:大中遺跡・山之上遺跡採集品(おおなかいせき・やまのうえいせきさいしゅうひん)195点

所在地:大中1丁目1-2(郷土資料館)

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 大中遺跡・山之上遺跡採集品(主要石器)

令和4年2月24日、大中遺跡・山之上遺跡採集品である刃器など195点が新たに町指定文化財として指定されました。

これらの資料は1964(昭和39)年から1974(昭和49)年までの11年間にわたり、大中遺跡(播磨町大中)及び山之上遺跡(加古川市山之上潰目池)において、微細なものまで丹念に採集された石器です。

石器195点の内訳は、旧石器時代166点(85%)、縄文時代17点(9%)、弥生時代12点(6%)であり、旧石器が多数を占めます。旧石器時代の製品としてナイフ形石器、刃器、角錐状石器、スクレーパー、楔形石器、掻器、彫器、細石刃、有舌尖頭器、その製作段階で生じた剥片や石核等があります。石材はサヌカイトを中心とし、チャート等が含まれます。これらは後期旧石器時代(約3万年前)から縄文時代草創期(約1万年前)の所産です。特にナイフ形石器は瀬戸内技法による翼状剥片を素材とした国府型をはじめ、横長剥片を利用した宮田山型があり、切出し状石器には井島1.型や茂呂型の小型ナイフ形石器までもが存在します。縄文時代の製品は凹基無茎鏃を主体として平基無茎鏃が少量あり、その形態から縄文時代全般にわたるものと考えられます。弥生時代の石器は平基無茎式や凸基有茎式の石鏃であり、前期から中期ごろの所産と考えられます。

これらの採集品は旧石器時代から弥生時代にわたり、大中遺跡周辺の段丘に祖先の生活をしのばせるものです。特に旧石器時代のナイフ形石器を含む石器群の様相は交流や編年研究の好資料であるとともに、播磨地方旧石器時代研究の嚆矢となった重要な考古資料です。

お問い合わせ

所属グループ:播磨町郷土資料館

住所:加古郡播磨町大中1丁目1番2号

電話番号:079-435-5000

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