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更新日:2025年3月21日
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染による中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマの発症等の予防と、性交渉による女性への感染及び子宮頸がんの発症を防ぐことを目的として、小学校6年生から高校1年生相当年齢の男性を対象とし、HPVワクチンの男性への任意予防接種の費用助成を令和7年4月1日より開始します。
なお、この予防接種は予防接種法に規定がない任意の予防接種であるため、対象者へ予診票を一斉に送付せず、申請により助成券付き予診票を発行いたします。
接種を希望される方は、必ず事前に健康福祉課健康係にて助成券付き予診票の発行手続きを行ってください。接種後の費用の返還はできませんのでご注意ください。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、主に性行為によって感染するウイルスで、性行為を経験する年頃になると、男女問わず多くの人がHPVに感染します。ウイルスの遺伝子型は200種類以上あり、ほとんどは問題を起こしませんが、その一部は子宮頸がんのほか中咽頭がんや肛門がん、尖圭コンジローマなどの疾患の原因になることが分かっています。
男性がワクチンを接種することで、HPVが原因となる中咽頭がんや肛門がん、尖圭コンジローマ等の予防に効果が期待できます。加えて、男性がワクチン接種を受け感染予防をすることで、性交渉によるHPV感染から女性を守り、女性の子宮頸がん予防にもつながります。
接種日時点で播磨町に住民登録がある方で、小学校6年生から高校1年生相当年齢の男性(過去にワクチンの接種を3回受けており、接種が完了している方は除く)
1回あたり上限17,000円
上限3回
4価HPVワクチン(製品名:ガーダシル)
※国内で男性への接種が承認されていない2価ワクチン(サーバリックス)と9価ワクチン(シルガード9)は、助成の対象となりませんのでご注意ください。
10%以上 | 注射部位疼痛(67.8%)、注射部位紅斑・腫脹等 |
1~10%未満 | 注射部位そう痒感、発熱、頭痛等 |
0.1~1%未満 |
注射部位硬結・出血・不快感・内出血・変色・知覚低下・熱感、 倦怠感、下痢、腹痛、悪心、めまい等 |
頻度不明 |
注射部位血腫、無力症、悪寒、疲労、関節痛、筋肉痛、嘔吐等 |
※ガーダシル添付文書より
接種回数:3回
標準的な接種間隔:1回目の接種から2か月の間隔をあけて2回目、3回目は初回の接種から6か月の間隔をあける必要があります。
※2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
接種費用の助成を受けるためには、町が発行する助成券付き予診票が必要です。
必ず接種前に、健康福祉課健康係窓口または郵送にて申請書を提出してください。(接種後の償還払いはできません。)
予防接種法に基づかない任意の予防接種により健康被害が生じた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(外部サイトへリンク)の適用を受けることとなります。
ただし、播磨町が行政措置として実施する予防接種により健康被害が生じた場合には、独立行政法人医薬品医療機器総合機構の救済制度に加え、播磨町予防接種事故災害補償規程の対象となります。
HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般について、相談にお答えします。この相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者によって運営されており、行政に関するご意見・ご質問は受け付けておりません。
電話番号:0120-469-283
受付時間:午前9時から午後5時まで(土日祝日、年末年始を除く)
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