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更新日:2025年9月29日
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
日本では、2023年度の食品ロス量は464万トン。(農林水産省、環境省調べより)
食品ロスの中には、手つかずの状態で捨てられてしまう食品もあります。
食品ロスは、販売されている食品や飲食店での食べ残し…と想像されるかもしれませんが、日本の食品ロスの約半分は家庭から発生していることはご存じでしょうか。
2023年度の食品ロス量は、日本の人口に換算すると、1人当たり毎日おにぎり1個(102g)を捨てている計算になります。
賞味期限や消費期限が過ぎた食品、傷んでしまった野菜等捨ててしまうことありませんか。
食品を期限内や新鮮なうちに美味しく食べることで、家庭からの食品ロスを防ぐことができます。
食品ロスは食べ物を無駄にしているだけではありません。
食品を含めた多くのごみを廃棄・処理するには多額のコストがかかります。また可燃ごみとして燃やすことで、より環境の悪化も招いてしまいます。
食品ロスは単に食品を無駄にしているだけでなく、環境にも影響を及ぼす問題です。
食品ロスを発生させている一方で、世界では9人に1人のこどもが貧困で食事に困っている状況です。※厚生労働省「国民生活基礎調査(2022年)」
世界の問題は、私たちには遠く感じてしまうかもしれませんが、食料を輸入に頼っている日本においても環境悪化などによる食料危機は深刻な問題です。
私たち一人ひとりが、食べものをもっと無駄なく大切に消費していくことで、食品ロス削減に貢献できます。
私たちが一人ひとりが食品ロスを減らすためにできることは、意外に簡単です。
「買いすぎない」「作りすぎない」「注文しすぎない」「食べきる」こと。
つい、いろいろとすぎてしまいがちですが、一人ひとりの心がけが、大きな削減につながります。
気が付いた今から食品ロスを減らすこと、始めましょう。
下記の消費者庁サイトにおいて、家庭での食品ロス削減についてチェックシートがついています。
参考のためご紹介します。
計ってみよう!家庭での食品ロス(消費者庁)(外部サイトへリンク)
食品ロスについて、政府広報オンラインにても紹介されております。
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