ホーム > 健康・福祉 > 健康 > 予防接種 > こどもの予防接種 > 定期予防接種 > ヒトパピローマウイルス感染症[HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)]

ここから本文です。

更新日:2023年12月20日

ヒトパピローマウイルス感染症[HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)]

ヒトパピローマウイルス感染症を防ぐHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)は、平成25(2013)年6月から、積極的な勧奨を一時的に差し控えていましたが、令和3(2021)年11月に、専門家の評価により「HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当」とされ、原則、令和4(2022)年4月から、他の定期接種と同様に、個別の勧奨を行うこととなりました。

9価のHPVワクチンが公費(無料)で接種できるようになりました

これまで公費(無料)で接種できるHPVワクチンは、サーバリックス(2価)とガーダシル(4価)の2種類でしたが、令和5年4月から9価HPVワクチン(シルガード9)が定期接種の対象となりました

9価ワクチンとは

9価ワクチンは従来のワクチンよりも予防効果が高いとされ、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスの感染を80~90%防ぎます。

9価定期画像9価キャッチアップ画像

注意事項

3回接種の途中でHPVワクチンの種類を変更する場合(交互接種)の有効性・安全性は確認されておりませんので、交互接種は原則認められておりません。

ただし、9価ワクチンについては、安全性と免疫原性が一定程度明らかになっていることや、海外での使用を踏まえ、2価または4価ワクチンと9価ワクチンで交互接種する場合は、適切な情報提供に基づき、医師と接種を受ける方等がよく相談した上であれば、差し支えないとされています。

医療機関により、取り扱っているワクチンの種類が異なることがあります。事前に医療機関にお問い合わせください。

HPVワクチン定期接種について

接種対象者

小学6年生から高校1年生相当年齢の女子

中学1年生が望ましい。

対象者へは接種券を送付しております。

HPVワクチンキャッチアップ接種について

接種対象者

平成9(1997)年4月2日から平成19(2007)年4月1日までに生まれた女性で、HPVワクチンの接種を3回完了していない人

対象者には接種券を送付しております。

接種期限

令和4(2022)年4月1日から令和7(2025)年3月31日まで

接種にあたっての注意事項

3回の接種回数のうち、播磨町での接種記録がない回数分の接種券を発券します。町で把握しているのは過去に播磨町で公費で接種された人だけであり、他市町村、あるいは自費で接種されたものは把握できておりません。送付された接種券の枚数に関わらず、必ずご自身で過去の接種回数を確認していただき、今後接種すべき回数を把握の上、接種をお願いします。

ワクチンの接種間隔

サーバリックス(2価)

1回目

2回目

1回目の接種から1か月の間隔をおいて接種する。

やむを得ずの場合は、1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて接種する。

3回目

1回目の接種から6か月の間隔をおいて接種する。

やむを得ずの場合は、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおいて接種する。

ガーダシル(4価)

1回目

2回目

1回目の接種から2か月の間隔をおいて接種する。

やむを得ずの場合は1か月以上の間隔をおいて接種する。

3回目

1回目の接種から6か月の間隔をおいて接種する。

やむを得ずの場合は、1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて2回目を接種した後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて接種する。

シルガード9(9価)

全年齢(定期接種とキャッチアップ接種の方)

1回目

2回目

1回目の接種から2か月の間隔をおいて接種する。

やむを得ずの場合は1か月以上の間隔をおいて接種する。

3回目

1回目の接種から6か月の間隔をおいて接種する。

やむを得ずの場合は、1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて2回目を接種した後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて接種する。

15歳未満(1回目の接種が15歳の誕生日前日の方)

1回目

2回目

1回目の接種から5か月以上の間隔をおいて接種する。(6か月以上13か月以内に接種する。)

2回目の接種が初回接種から5か月未満であった場合、3回目の接種を実施すること。

ワクチンについての説明文

接種にあたって

協力医療機関(PDF:234KB)より事前予約の上、接種をするようにお願いします。

播磨町へ転入された方へ

上記接種対象者に該当される方は接種券を発券しますので、母子健康手帳または予防接種済証を持参のうえ、健康福祉課までお越しください。

予防接種後の副反応について

注射した部位が腫れたり、痛むことがありますが、通常は数日間程度で治ります。

また、疲労感や頭痛、嘔吐や下痢などの胃腸症状がまれに出るほか、血管迷走神経反射として、失神があらわれることや血管浮腫・じんましん・呼吸困難などのアナフィラキシー様症状を含むアレルギー反応などが起こることがあります。

詳しくは、接種する前に医師から説明を受けてください。

 

過去に自費でHPVワクチンを接種された方への償還払いについて

定期接種の対象年齢を過ぎて(高校2年生相当以降)HPVワクチンを国内で自費で受けた方に、接種費用の償還払いを行います。

対象者

次のすべてに該当する方

  • 令和4(2022)年4月1日時点で播磨町に住民登録がある人
  • 平成9(1997)年4月2日~平成17年4月1日生まれの女子
  • 16歳となる日の属する年度の末日までにHPVワクチンにかかる定期接種において3回の接種を完了していないこと
  • 17歳となる日の属する年度の初日から令和4(2022)年3月31日までに日本国内の医療機関でHPVワクチン(2価ワクチン、4価ワクチン、9価ワクチン)の任意接種を受け、実費を負担したこと(注1)
  • 償還払いを受けようとする接種回数分について、キャッチアップ接種を受けていないこと

(注1)令和4(2022)年3月31日までに、1回でも任意接種を行っていた場合、残りの接種分を令和4(2022)4月1日以降に接種償還払いの対象となる場合があります。詳しくは、健康福祉課までお問い合わせください。

申請受付期間

令和7(2025)年3月31日まで

助成額

接種時に医療機関に支払った接種費用の実費を償還します。(上限額あり。)

申請方法

下記の書類をそろえ、窓口へ提出してください。

  1. ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書兼請求書(様式第1号)(PDF:345KB)
  2. 予防接種にかかる医療機関発行の領収証の原本(注2)
  3. 接種記録が確認できる書類(母子健康手帳、予防接種済証、接種済みの記録がある予診票等)(注3)
  4. 被接種者の氏名・住所・生年月日が確認できる書類の写し(申請者と被接種者が異なる場合は双方のもの)(注4)
  5. 振込希望先金融機関の通帳又はキャッシュカードのコピー(口座番号等確認用)

(注2)領収証を紛失していても、償還払いの対象となりますので、健康福祉課までお問い合わせください。

(注3)接種記録を紛失している場合、「ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請用証明書(様式第2号)(PDF:244KB)」で申請手続きができますので、接種を受けた医療機関に証明書発行の手続きを行ってください。ただし、作成のために医療機関に支払った費用はご自身でご負担願います。

(注4)申請時住所記載の住民票、運転免許証、健康保険証(両面)などいずれかひとつ。

 

参考資料(HPVワクチンに関するリーフレット)

関連リンク

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

部署:播磨町福祉保険部健康福祉課

住所:加古郡播磨町東本荘1丁目5番30号

電話番号:079-435-2611

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?