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更新日:2024年5月14日
がん検診受診率向上および乳幼児健診結果に基づく早期支援のための方策策定を目的として、兵庫県立大学看護学部との連携・協力による研究を実施いたします。
1.がん対策
がん対策については、年次ごとにがん検診の受診率は徐々に向上していますが、全国的にみても、ほとんどのがんで目標値の50%に達していない状態です。
播磨町の令和4年度のがん検診受診率は、胃がん検診4.1%、大腸がん検診4.2%、肺がん検診3.7%、乳がん検診12.9%、子宮がん検診5.6%で、受診率の向上が課題になっています。がん検診の統計データや医療のデータを分析することによって、がん検診の受診率の向上のための方策を検討いたします。
2.乳幼児健診
播磨町で実施されている乳児、10か月児・1歳6か月児・3歳児健康診査では、養育者からの問診や保健師・医師の診察により、児の健康状態や発達の状態を確認し、必要な支援を行っております。本研究では、過去の健康診査に関する統計データを分析することで、育児や発達に不安がある方により効果的な支援ができるための方策を検討いたします。
1.がん検診受診促進
(1)がん検診受診者の特徴を分析し、がん検診受診促進の手がかりをつかむ
(2)がん検診の統計データ等の分析により、がん検診受診率向上のための戦略を検討する
2.乳幼児健診
(1)乳幼児健診のデータ分析により、健診における重要項目を抽出する
(2)乳幼児健診受診者の特徴を分析し、早期支援の優先度を明確化する
令和5年12月27日~令和7年3月31日(更新あり)
兵庫県立大学看護学部
078-925-0860(担当:福井)