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更新日:2026年9月9日
孤独・孤立対策は「予防」の観点を含めると、まちづくりや文化・防災・教育・健康など、様々な視点を含むアプローチであり、「つながり」が生まれるもの、「つながること」がポイントとなるものは、孤独・孤立対策になります。
孤独・孤立対策を推進するには、縦割りではなく、横のつながりを持つこと、そして行政だけではなく、播磨町を支える全ての団体等が連携をして、一緒に取り組んでいくことが必要です。
播磨町では、孤独・孤立対策を推進することで、令和6年3月に策定した「播磨町地域福祉計画」をはじめ、各種計画で掲げている「誰ひとり取り残されないまち」を目指しています。
孤独・孤立対策推進法に基づき、孤独・孤立対策の推進及び孤独・孤立の状態にある者に対する支援体制を整備するため、播磨町孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム(以下「プラットフォーム」という。)を設置しました。
孤独・孤立の問題を地域全体で考え、孤独・孤立対策を推進するために、播磨町を支える官民の団体が連携を図るものです。
孤独や孤立に対する社会全体の理解を深め、支援を求めやすい環境を整えることを目的に、5月を「孤独・孤立対策強化月間」としています。
強化月間に合わせて、役場第一庁舎1階に、居場所のチラシなどを配置した特設コーナーを設置しました。


5月から7月にかけて、兵庫県立大学環境人間学部の学生と「転入者の孤独・孤立の予防」をテーマに2か月間のフィールドワーク演習をしました。「転入者カフェ」を3回開催し、転入者の声をまとめ、町長へ報告をしました。




上記の報告をもとに、播磨町役場の全課の中堅職員からなる「孤独・孤立対策部会」において、特に働き世代を中心とした転入者の孤独・孤立を予防するために、何ができるかのグループワークを実施しました。部会での意見から、外国人の転入者に日本語教室の案内ちらしを住民課から渡すなど、まずは自分達ができることから始めています。
兵庫県立大学の提案をもとに、11月23日(日曜日)に開催された「みんなで学校ごっこ」で、『わたしのオススメの場所マップ』を作成しました。100人以上の方に、自分が思う町内のオススメの場所にマッピングをしてもらい、理由を付箋に書いてもらいました。オススメの場所なので「ここの公園の遊具が楽しい」や「ここからの夕日がきれい」というものが多くありますが、こども達の意見の中には、「館長が優しい」「町長がフレンドリー」など、オススメの場所の理由が「人」にあるものもあり、「人とのつながり」の温かさや大切さが伝わってきました。マップは中央公民館に掲示していますので、ご覧ください。


令和6年度から、播磨町と包括連携協定を締結している兵庫ヤクルト販売株式会社とで、孤独・孤立を予防する官民連携の取り組みを検討しています。
宅配をしているヤクルトレディが、必要時に地域の居場所や相談先・サービス等の情報提供をしたり、本人や家族だけでは動きにくい場合は、本人の了解を得て相談先につなぐ等の、官民の連携体制の構築に向けて、兵庫ヤクルト販売株式会社と播磨町・社会福祉協議会・地域包括支援センターで、意見交換会を定期的に実施し、連携や支援の方法について検討を重ねてきました。
令和7年度からは兵庫ヤクルト販売株式会社に播磨町担当のコミュニティナースが配置されました。(コミュニティーナースとは、住民とつながり、ちょっとした相談にのったり、心身の健康をサポートする人のことです。)
孤独・孤立の状態に陥る前に、サービスや地域につなげられるよう、官民連携をした取り組みをすすめています。

11月28日(金曜日)に住民、播磨町孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム参画団体を対象に、「メンタルヘルス研修会ポジティヴヘルス~あなたは今、健康ですか?~」を実施しました。医療法人社団オレンジ理事長の紅谷浩之氏を講師に、自分らしくあること、地域の居場所やつながりが大切であることを学びました。

12月13日(土曜日)「地域のつながりと防災」をテーマに、危機管理課と連携をして「自主防災組織合同研修会」実施しました。
自主防災組織、消防団、民生委員児童委員、学校長などを対象に、地域の防災訓練の報告や、地域のつながりづくりについて町保健師、社会福祉協議会、兵庫ヤクルト販売株式会社のコミュニティナースから報告を行った後、兵庫県立大学大学院の松川杏寧氏による個別避難計画の講演を行いました。
地域のつながり(日ごろからの挨拶や声かけ、日常生活の中で顔の見える関係が増えること等)は、災害時に助け合えることにもつながります。

1月20日(火曜日)播磨町孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム参画団体の代表者を対象に、「つながりサポーター養成講座」を開催しました。
今後は各団体の活動の中に講座を取り入れてもらうことで、地域のつながりや見守りを広げていきます。

昨年度に引き続き、1月30日(金曜日)に播磨中学校と播磨南中学校の中学3年生を対象に「15歳からの社会保障~人生のピンチに備えて~」の授業を実施しました。講師のNPO法人SocialChangeAgency代表理事の横山北斗氏に加えて、総合相談窓口や社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会からもメッセージを届けました。
こども達の感想文では、「必要な時に制度を利用したり、一人で抱え込まず相談しようと思う」「総合相談窓口や民生委員児童委員など今まで名前すら知らなかったけれど、今回の授業で詳しく知ることができた」という感想が多くみられました。
義務教育の最後に社会保障について、また困った時は誰かを頼っても良いことを学ぶことで、将来的な孤独・孤立を予防し、こども達の未来を応援する目的で継続実施しています。

各種団体の総会や定例会、研修会で、「孤独・孤立の問題とその支援」について講演を実施しました。
播磨町役場の全課の課長級職員が委員となる「播磨町孤独・孤立対策推進委員会」、その下部組織としての全課の中堅職員からなる「播磨町孤独・孤立対策部会」を設置し、グループディスカッションなどを実施しています。
孤独・孤立の問題を福祉分野だけの問題と捉えるのではなく、各課の施策の中に孤独・孤立対策の視点を活かせるよう、分野横断した体制を構築しています。
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