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更新日:2019年3月5日

平成31年度施政方針(平成31年3月議会)

平成31年3月定例会において、町長が述べた平成31年度施政方針演説をお知らせします。

はじめに

 我が国の景気は、内閣府の月例経済報告によりますと、「雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される一方で、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、中国経済の先行きなど海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある」とされております。また、10月に予定されている消費税率の引上げを控え、「経済財政運営に万全を期す」としており、国の動向を注視していく必要があります。

 本町の平成31年度(2019年度)当初予算について、歳入の柱であります町税においては、前年度と比べて町民税はほぼ横ばいではありますが、固定資産税において町内企業の設備投資が拡大傾向にあることから、前年度当初予算と比べて約2億3千万円増額の55億円を見込んでおります。一方、歳出においては、少子高齢化対策をはじめとした社会保障経費や消費税率の引上げによる経常経費の増加、公共施設やインフラ施設の適正な維持に要する改修費用などから、財政の硬直化の進行と基金の減少が危惧されており、より一層、歳出の効率化が求められているところであります。

 このような状況の中で、予算編成にあたっては、「第4次播磨町総合計画」で定めている、まちの将来像「まちが いきいき きらめくはりま ~未来につなげる みんなのまちづくり~」の実現に向け、「播磨町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の内容を踏まえ、喫緊の課題である事業には重点的・積極的に取り組む予算を編成してまいりました。

 それでは、「平成31年度(2019年度)施政方針」について、「第4次播磨町総合計画」の5本の柱に沿って所信を述べさせていただきます。

1.豊かな心と人を育むまち

 播磨町では、教育の基本指針となる「教育大綱」に基づき、「総合教育会議」や教育委員会などでの議論を踏まえて、よりよい教育環境の構築に努めております。

 播磨町独自のシステムである「サポートチーム播磨」においては、学校生活サポーターの配置や地域ボランティアの協力のもと、児童生徒の基礎的・基本的な学習内容の確かな定着を図り、学力の向上に努めてまいります。また、英語教育、プログラミング教育の専門教育サポーターを配置し、新学習指導要領全面実施に向けた教育活動に取り組みます。ICT機器やデジタル教材を活用したわかりやすく深まる授業を計画し、確かな学力の定着に努めます。また、ドローンを活用したプログラミング教育により、論理的思考力と情報活用能力の育成に努めてまいります。

 特別な支援を必要とする子どもにきめ細やかな支援を行うため、学校園には支援員、学校生活サポーター、介助員を配置しておりますが、今年度養護学校へ入学する医療的ケアが必要な子どもの通学支援も行ってまいります。また、日本語指導が必要な児童生徒についても、多文化共生サポーターを配置し、サポートしてまいります。

 安全でおいしい学校給食を提供するため、老朽化が進む各小学校の給食室を順次、ドライ方式により、改築・改修してまいります。今年度は、播磨小学校、蓮池小学校の改築工事を行い、播磨小学校については、播磨中学校と親子方式での実施を目指してまいります。

 昨年は、中学校、幼稚園の全教室にエアコンを設置しましたが、今年度は小学校のすべての教室に設置し、暑さ寒さ対策に加えて、教育環境の向上に努めてまいります。老朽化している播磨西小学校校舎については、子どもたちの学習環境を改善するため、大規模改造工事の設計業務を実施します。
大阪北部地震以来、問題となっておりました学校施設や通学路の危険箇所につきましては、速やかに対応を済ませておりますが、経年劣化した播磨中学校のテニスコートフェンスにつきましても、新たに高さなども考慮し、安全なフェンスに更新します。

 中央公民館について、昨年は大ホールの大規模改修を行い、明るく快適な空間で、より活発なサークル活動や行事等を楽しんでいただいているところでございますが、引き続き研修棟の大規模改修を行い、施設の延命化と文化活動の活性化を図ってまいります。総合体育館においても、大体育室の大規模改修を行い、安全で運動しやすい環境を整備し、スポーツ活動の活性化を図ってまいります。また、「播磨町ロードレース大会」の開催におきましては、安全性を考慮し、コースを新島から町道「浜幹線」へと変更しており、より多くの参加を呼びかけ、多世代が楽しめる大会として実施してまいります。

 住民のふれあい、交流、情報発信の場として開催しております「大中遺跡まつり」「はりま風薫るフェスタ」は、毎年多くの方々にご参加いただき、にぎわっておりますが、新たな催し、企画を盛り込むことで、大中遺跡公園、野添であい公園、野添北公園を舞台に、さらに播磨町らしい、播磨町にしかないイベントとして実施してまいります。

 昨年は、「ジョセフ・ヒコ」をモチーフにしたマンホールの蓋を作製いたしましたが、今後も播磨町の先覚者である「ジョセフ・ヒコ」や「今里傳兵衛」をいろいろな形でPRし、顕彰してまいります。

2.やすらぎがあり、健やかに暮らせるまち

 妊娠期から子育て期に至るまで、播磨町は様々な子育て支援事業を行っております。それらの子育て支援事業を推進し、切れ目のない支援を行う「こども窓口」に、子育てコンシェルジュと保健師を配置しておりますが、関係機関、学校園などとも連携した相談体制や「子育てアプリ」「はりま すくすく ベビーフェスタ」を活用した情報提供など、子育て支援の充実に努めてまいります。

 生まれる前からの支援として各種不妊治療などへの助成を行っておりますが、出産時の支援として「はりまこうのとりタクシー事業」を継続して実施するとともに、「妊婦健康診査費用」を助成します。

 各種予防接種や検診等の助成を行っているなかで、本年度より「ロタウイルス」の予防接種についても助成を行い、子どもたちの健康な育ちを支援してまいります。また、大人の風しん予防接種についても助成し、生まれてきた子どもの「先天性風しん症候群」の発生を予防します。

 「児童虐待」が全国的にも問題となっております。播磨町でそのような被害に遭う子どもを出さないという方針のもと、「児童虐待」の早期発見、防止などへの対応を強化するため、児童相談員を2名体制とし、子どもたちの安全で健全な生活とかけがえのない命を守ってまいります。

 国の方針である「幼児教育・保育無償化」を受けて、その実施を確実に進めるとともに、対象とならない子どもの多子世帯に対する保育料については、県制度に加えて、町独自の軽減策を実施します。また、3歳未満の幼児のいる家庭や低所得者を対象に実施されるプレミアム付商品券発行について、その実施に向けての準備を進めてまいります。

 播磨町には2か所の子育て支援センターがあり、子育て家庭を応援する場となっております。その一つである北部子育て支援センターの改修を行い、子育て支援事業の拠点として、適切な管理に努めてまいります。

 本町においては保育を希望するすべての児童に対して、保育環境を提供したいと考えております。本年10月には既設の園で新たに小規模保育所が開設されます。保育士確保のための補助も行っておりますが、今後も待機児童対策として、新たな保育所の開設を募るとともに、町立幼稚園における「認定こども園」化についても進めてまいります。

 日々多くの方々にご利用いただいている「健康いきいきセンター」ですが、ボイラー更新工事などを実施し、利用者の利便性、施設の適正な維持管理に努めながら、併せて今後の方針についても検討してまいります。

 様々な疾病のリスクを高める喫煙につきましても、治療費を助成することで、本人の健康はもとより、受動喫煙防止など、家族の健康的な生活を応援してまいります。

 認知症対策として、専門職チームによる「認知症初期集中支援チーム」による支援や、「物忘れ検診」「物忘れ相談プログラム」などをご利用いただいておりますが、地域包括支援センターに「認知症地域推進員」を配置し、さらなる支援に努めてまいります。

 外出に不安のある高齢者の見守り、保護のため、「あんしんキーホルダー」や「反射ステッカー」を配布します。本町においても増えている「ひとり暮らし高齢者」「高齢者のみの世帯」や障がいのある方を対象とした調査を実施し、災害時の避難支援対策としての名簿を作成します。地域が行う避難行動要支援者の「個別計画」策定を支援し、モデル事業として実施します。障がい者に対しての合理的配慮が提供できるよう費用を助成するとともに、サービス量の認定等を調査する調査員を配置し、迅速な対応に努めてまいります。福祉会館で行っている総合相談業務においては、引き続き様々な生きづらさを抱える世帯への包括的な相談支援体制の充実を図ってまいります。

 各自治会で設置を進めていただいております「防犯カメラ」については、設置しやすくするため、県の補助事業に採択されたものだけでなく、町単独でも助成する補助制度を創設します。

 加古川東消防署播磨分署の改修においては、将来的に女性消防士の配置も可能となるように配慮した設計を実施し、救急・消防の分野においても女性が活躍できるよう準備を進めてまいります。火災が発生したときに、初期活動が迅速に行えるよう、播磨町各消防分団の車両を順次更新しておりますが、今年度は二子分団の車両を更新いたします。

 災害時の避難所ともなる各小学校において、防災用備蓄倉庫を順次整備してきておりますが、今年度は播磨小学校に整備し、食料、生活必需品、資機材等の備蓄を進めてまいります。災害時においては、町が主体となり町職員が重要な役割を担うことから、人、物等に制約を受けた場合でも、災害応急対策などの業務が的確に行えるよう、「業務継続計画」を策定します。

 水田川改修事業につきましては、県事業として鋭意進めていただいており、山陽電気鉄道の横断部は昨年完成し、引き続き山陽新幹線の横断工事に取り掛かることとなります。また懸案の箇所であった上流部の暫定工事についても、すでに始まっております。今後とも、国、県、など関係機関に要望を重ね、地域住民の安全、安心な住環境の確保に努めてまいります。

 水産資源の多様化と漁業従事者の経営安定化を図るため、昨年から進めております「あさりの養殖」については、継続して支援し播磨町の新たな特産品として定着させてまいります。

 新島・東新島については緑地面積率の大幅な緩和を行ったところ、各企業では新たな設備投資もされ、税制上の優遇措置なども合わせて実施するなかで、今後の企業活動に大いに期待するところでございます。播磨町商工会の各種事業とも連携を図りながら、地域経済の活性化を目指してまいります。

3.人や環境にやさしく、快適なまち

 最近、民家の近くにも巣をつくることで住環境に不安をもたらしている「スズメバチ」に対して、駆除にかかる費用の一部を助成します。ため池の水生植物や在来種に影響を与えている「ミシシッピアカミミガメ」についても対策を進めてまいります。

 本町においても年々増え続ける「空き家」については、自治会や近隣住民の不安も増大していることから、新たに条例を制定し、所有者の適正管理と意識啓発に努めてまいります。

 都市公園施設の改修事業として、「石ヶ池公園パークセンター」の防水工事を行い施設の延命化を図ってまいります。また、「であいのみち」の舗装改修などを昨年に引き続いて行い、安全な緑道として整備してまいります。望海公園内の交通公園を、昨年より3か年かけて再整備を行っています。バーベキューサイト、大型遊具や管理棟の設置などで、多世代が利用できる魅力ある海辺の公園として整備いたします。

 橋りょう、町道につきましては、修繕計画に沿って補修工事を実施し、効率的な維持管理に努めております。「向橋」については、昨年度に引き続き補修工事を行います。また、野添地区の道路改修や町道「二子二見線」の改良工事、町道「浜幹線」既設歩道のバリアフリー化、喜瀬川遊歩道の転落防止柵設置など、利用者の安全な通行を確保してまいります。

 各路線において照明のLED化を進めておりますが、本年度は土山新島線道路照明において実施します。自治会街灯のLED化についても引き続いて補助を行ってまいります。

 町内の緑の普及啓発及び緑の保全を図る「播磨町緑の基本計画」を推進するために、「緑の拠点」の整備に向けて基本設計を実施いたします。

 上水道事業については、安全で良質な水を安定して供給するために、取水井戸の浚渫や適切な水質管理に努め、浄水場の保守管理をはじめ、老朽管及び基幹管路などの整備工事を行ってまいります。
公共下水道事業において、未整備地区の整備を進めてまいります。また、豪雨や台風襲来時における雨水の浸水対策として、雨水幹線を整備するとともに、本荘雨水ポンプ場の改築・更新を行ってまいります。

 4.つながりを大切にするまち

 昨年度に引き続き、小学生を対象とした「海のふれあい事業」“はりまの海 きっず チャレンジ”を実施し、播磨の海を舞台としたいろいろな体験を通じて、子どもたちに海があるまちを実感していただき、「ふるさと播磨町への誇りと愛着」を醸成します。

 これまで行ってきた「戦没者追悼式」と「平和祈念講話会」を統合し、「戦没者追悼平和祈念式」として開催し、遺族だけでなく幅広い年代の住民参加を募ることで、戦争の悲惨さを風化させることなく、平和の尊さとともに次世代に伝えてまいります。

 「人権文化をすすめる町民運動推進強調月間」や「人権週間」にあわせて開催する講演会・映画会などにより、広く人権意識の高揚を図ってまいります。また、「いきいきフォーラム」や「人権尊重の地域づくり事業」など、自治会が主体的に行う人権課題解決への取り組みや地域・世代間の交流活動を支援してまいります。

 行政懇談会、タウンミーティング、「はりま女性会議」等での意見交換や町政モニター制度の活用などで、幅広く対話を進め、住民ニーズの把握に努めてまいります。同時にいろいろな媒体を利用して、積極的に行政情報を発信してまいります。

5.健全な行政経営による持続可能なまち

 播磨町政の指針となっている「第4次播磨町総合計画」が、2020年度に最終年度を迎えることから、その成果の検証、目指すべき将来像、その実現に向けた方針などを定めるため、本年度より次期総合計画の策定に着手いたします。

 町税については、口座振替を推奨するとともに、コンビニ収納に加え、スマートフォンを用いた新たな納付方法を検討し、納税者の利便性向上を図ってまいります。今後も、自主財源の柱である町税の公平・公正な賦課徴収に努め、収納率向上対策に積極的に取り組みます。また、税以外の債権についても、マニュアル等を活用し、収納率の向上を図ってまいります。

 県下でもトップクラスの交付率である「個人番号カード」を活用した「コンビニ交付」については、事業者やサービス内容を拡充しており、さらなる利用促進に努めてまいります。

 庁舎については、これまでも優先順位を考慮しながら、改修を行ってきております。第1庁舎内のトイレについては、経年変化も見られることから、2か年にわたって工事を行い、来庁者や職員にとって、衛生的で快適な庁舎環境を整備してまいります。

 2市2町で構成する「東播臨海広域行政協議会」で進めている「広域ごみ処理施設」につきましては、2022年の完成を目指して、現在建設が進んでおります。また、同じく2市2町で、休日及び夜間における1次救急医療を実施する施設の建設を進め、東播磨地域の医療環境の充実に努めてまいります。本年度は施設の実施設計を行う予定としております。

 「播磨町人材育成基本方針」に基づき、庁内研修の拡充にも取り組み、意欲と活力ある職場づくりを推進してまいります。2020年4月に施行される「改正地方公務員法」等を踏まえ、会計年度任用職員制度の導入に向けた例規整備や人事給与システムの更新を行い、適正な任用に努めてまいります。併せて町組織機構の見直しについても検討してまいります。

 

 以上、平成31年度(2019年度)の施策等、大綱を述べてまいりました。

 本定例会に議案として提案しております予算総額は、一般会計と4件の特別会計並びに水道事業会計、下水道事業会計を合わせ238億9,138万6千円で、対前年度比3.2パーセントの増、うち一般会計では124億8,984万5千円で、対前年度比3.1パーセントの増、特別会計では83億7,706万5千円で、対前年度比3.2パーセントの増、水道事業会計では11億560万3千円で、対前年度比2.9パーセントの減、下水道事業会計では19億1,887万3千円で、対前年度比7.7パーセントの増となっております。

お問い合わせ

所属グループ:播磨町企画グループ

住所:加古郡播磨町東本荘1丁目5番30号

電話番号:079-435-0356

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