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更新日:2024年3月19日
世界各地で麻しんの感染が拡大しています。
妊婦への麻しん風しん感染拡大防止を図り、重篤化や合併症、風しん罹患による子どもの先天性風しん症候群の発症を予防するため、令和6年度より風しん予防接種に加え、麻しん予防接種費用を一部助成します。
接種を希望される方は、必ず事前に健康福祉課健康係にて助成券発行の手続きを行ってください。接種後の返還はできませんのでご注意ください。
麻しんウイルスは感染力が非常に強く、麻しんウイルスに対する免疫がない方が感染すると、ほぼ100%発症します。予防には予防接種が有効で、2回接種することが必要です。
妊娠中の女性が麻疹に感染すると、早産や自然流産、低体重時出産の可能性が高まるといわれています。
一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われていますが、合併症を伴うことがあり、肺炎や脳炎、中耳炎を発症する人もいます。過去に麻しんにかかったことがない方や、予防接種を受けていない方は注意が必要です。
生年月日 | 予防接種 | 対策 |
1972(昭和47)年9月30日以前 | 未接種の可能性 | 罹患歴のある人以外2回接種を推奨 |
1972(昭和47)年10月1日~1990(平成2)年4月1日 |
1回 (追加接種措置対象外) |
1回のみの場合は追加接種を推奨 |
1990(平成2)年4月2日~2000(平成12)年4月1日 |
1回 (追加接種措置対象) |
1回のみの場合は追加接種を推奨 |
2000(平成12)年4月2日以降 | 2回 | 2回未完了であれば接種を推奨 |
予防接種に関するQ&A集(一般社団法人日本ワクチン産業協会)参照
また、過去に確実に麻しんに罹患した場合は、免疫を持っているため予防接種の必要はありませんが、罹患歴については母子手帳等の記録により確認してください。
医療従事者や学校関係者・保育福祉関係者など、麻しんウイルスに感染するリスクが高い方や麻しんにかかることで周りへの影響が大きい場合や、流行国に渡航するような場合で、麻しんにかかったことがない場合は、予防接種についてかかりつけの医師にご相談ください。
風しんは免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。予防には予防接種が有効です。
風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障がいをもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。(妊娠1か月でかかった場合50%以上、妊娠2か月の場合は35%などとされています)
妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、風しんにかからないように注意が必要です。また、妊婦の周りにいる人(妊婦の夫、子ども、その他の同居家族等)は、風しんに感染しないように予防に努めましょう。
ただし、過去に播磨町の助成を受けて接種された人は、役場健康福祉課へお問い合わせください。
昭和37(1962)年4月2日から昭和54(1979)年4月1日生まれの男性は、「昭和37(1962)年4月2日から昭和54(1979)年4月1日生まれの男性に対する風しんの追加的対策について」をご覧ください。
下記ワクチンが対象です。
風しん単独ワクチン・麻しん単独ワクチンはそれぞれ1回
MRワクチンは1回のみ助成可能(MRワクチンは麻しん風しん両方の予防効果が期待されるため)
1回上限5,000円
令和6(2024)年4月1日から令和7(2025)年3月31日
播磨町・加古川市・稲美町の指定医療機関
健康福祉課健康係窓口または郵送にて申請書を提出してください。
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